おもしろプロダクション

おもしろき こともなき世を おもしろく

夏の小確幸

f:id:unlucky-monkey:20160825172036j:plain

季節の中では夏が圧倒的に好きだ。

夏そのものも好きだし、夏に付随するさまざまなイメージも好きだ。

海水浴、冷えたスイカ、シロップで舌の色が変わるかき氷、キャンプ、バーベキュー、家の前の道路でする花火、近所の小学校でやっている盆踊り、五山の送り火、茹でたての枝豆とトウモロコシ、キンキンに冷えたビール、生姜が利いた冷奴、暑い暑いと言いながら昼に食べるそうめん、甲子園の高校野球高校野球ブラスバンドの応援、プロ野球のナイターゲーム、Tシャツ、ハーフパンツ、ビーチサンダル、サングラス、ベースボールキャップ、麦わら帽子、水で濡らした手ぬぐい、夏の読書、風鈴の音、線香花火の匂い、夕立のあとのアスファルトの匂い、日焼け止めクリームの匂い……。

 

1年中夏が続けばいいのに、とまでは思わないけど、夏の唯一の不満はその期間が短すぎることだと僕はつねづね思っている。四季の中でも夏だけがほかの季節よりずいぶん冷遇されている気がする。

暦の上で6月はもう夏なのかもしれないけど、梅雨に入ってしまえば夏という感じが全然しない。それで、梅雨が7月中旬に終わったらいよいよ夏! という感じになるが、8月もお盆休みを過ぎたくらいから朝晩は少しずつ涼しくなり、海にはクラゲが出て、鈴虫が鳴いたりトンボが飛び始めたりすると、人々は「もう夏も終わりね……」みたいなことを言い出す。

ということは、夏って実質的には1カ月しかないんじゃないかと思えてくる。でも考え方を変えれば、1カ月しかないからこそ、1年の中で夏がもっとも待ち遠しく、貴重な時間になっているのかもしれない。

 

それはそうと、村上春樹いうところの小確幸(小さいけれど確かな幸せのこと。「しょうかっこう」と読む)は、僕にとってはなんといっても夏の夕暮れ、まだ明るいうちに、始まったばかりの広島カープナイトゲームをテレビで見ながら、茹でたての枝豆をつまみにビールを飲むことです。自分でもずいぶんお金のかからない幸せだと思うけど、これを超える幸せって、ちょっと思いつかない。

 

今週のお題特別編「はてなブログ フォトコンテスト 2016夏」